ここ最近の数回のリリースを通じて、SmartRead に多くの定型および出力形式機能群を段階的に追加しました。これは、現在の SmartRead Classic の機能群に合わせ、さらに拡張していくためです。これらの豊富な機能群を利用することで、文書から構造化データを抽出および変換し、貴社の社内またはバックオフィスシステムに直接取り込むことができます。
機能追加・UI改善
- 自動仕分け機能に「厳密マッチング」設定を追加しました。厳密マッチングとは、設定したテンプレートのいずれにも完全に一致しない文書を抽出処理から自動的に除外 (無視) する設定です。詳細については、弊社マニュアル「ジョブプロセス設定を新規に作成する」を参照してください。

- [SmartRead Classic の機能改善] 定型文書で作成したテンプレートを JSON ファイルとしてインポートする機能を追加しました。文書タイプまたはテンプレートを作成する際に、テンプレートを JSON 形式で SmartRead にアップロードすることでテンプレートをインポートできます。本機能を使用することで、SmartRead Classic から SmartRead に定型テンプレートを移行できます。
注意: 現時点では、一部のテンプレート (都道府県、銀行、銀行支店、ユーザー定義パターン) をインポートすることはできません。これらのテンプレートの詳細については、弊社マニュアル「フィールドの詳細設定」の「データ種別」を参照してください。
- SmartRead からテンプレートを JSON 形式でエクスポートする機能を追加しました。文書タイプまたはテンプレート一覧ページからテンプレートをダウンロードできます。

- 文書読取設定の出力フォーマットの改善を行いました。
- [ジョブ作成日] 補足情報フィールドを有効にすると、ジョブ結果をエクスポートする際に、出力ファイルに文書抽出日を含めることができます。また、[前置] または [後置] フィルターを使用して、文書抽出日を他のフィールドの出力値の先頭または末尾に追加することもできます。

- 定型テンプレートの [エクスポート] トグルを使用することで、文書抽出ジョブ結果のエクスポート先である出力ファイルに、どのフィールドを含めるか選択できます。

- 「ダウンロード」ダイアログの [ヘッダーを含める] チェックボックスにチェックを入れると、文書抽出ジョブ結果のエクスポート先である出力ファイルにフィールド名を含めることができます。

- [項目タイプ設定追加] の [無効な入力を設定する] を使用することで、入力が無効または空の場合の [カスタム値] を設定できます。例えば、入力が辞書の項目と一致しない場合には「NG」、空白の場合には「0」を出力できます。

- [新規] [長さに関する] コンテンツタイプを使用することで、文字フィールド長の (最小および最大) 範囲を設定できます。これにより、入力値のデータ長が範囲外である際に、確認画面にコンテンツタイプエラーを表示できます。例えば、最小範囲を 1 文字に設定すると、空白のフィールドに対してコンテンツタイプエラーが表示されます。

- [文字数制限] フィルターを使用することで、フィールドの出力文字数を制限できます。オプションとして、入力値が制限に満たない際に先頭または末尾から [埋め込み文字] でパディングしたり、入力値が制限を超過している際にオーバーフロー表示記号を表示して入力値を切り詰めたりできます。例えば、文字数制限を「3」に、末尾に対するパディングを「-」に、オーバーフロー表示記号を「+」に設定すると、入力値が空白である場合には「---」が出力され、入力値が「1234」である場合には「12+」が出力されます。

- [前置] および [後置] フィルターを使用すると、カスタム文字または別のフィールドの値をフィールド出力の先頭または末尾に追加できます。例えば、これらのフィルターを使用して [ジョブ作成日] 補足情報フィールドの値 (例: 20260303) を先頭に、「123」を末尾に追加した場合、入力値「abc」に対する出力値は「20260303abc123」となります。


- [文字抽出] フィルターを使用すると、入力値の先頭または末尾の文字を任意の数だけ出力できます。例えば、[文字数] を「1」に設定し、[終わりから] にチェックを入れた場合、入力値「abc」に対する出力値は「c」になります。

- [条件付き] フィルターを使用すると、他のフィールドの値を元に出力値を設定できます。例えば、他の複数のフィールドの値に「NO」が含まれる場合の出力値を「1」に設定できます。

- [デフォルト値] フィルターを使用すると、入力値が空白である場合の出力値を設定できます。このフィルターは、基本的に [条件付き] フィルターの前に使用します。例えば、デフォルトの出力値を「0」に設定しておくと、入力値が空白ではない場合またはいずれかの適用済み [条件付き] フィルターによる判定が TRUE になった場合に、この出力値「0」が上書きされます。

- 順序を示す番号を増減させることで、フィールドに設定されているコンテンツタイプまたはフィルターの適用順序を入れ替えることができます。例えば、[取り除く] フィルターと [辞書] コンテンツタイプの適用順序を入れ替えることができます。

- [ジョブ作成日] 補足情報フィールドを有効にすると、ジョブ結果をエクスポートする際に、出力ファイルに文書抽出日を含めることができます。また、[前置] または [後置] フィルターを使用して、文書抽出日を他のフィールドの出力値の先頭または末尾に追加することもできます。
機能改善
その他軽微な修正・改善を行いました。